神渡 :そういえば、阪奈さんは、司法試験の選択科目どうする?
阪奈 :そうねぇ、今、選択科目を分析中。
来週、国際私法の集中講義があるから、まずは、国私を考えているけど。
神渡 :私も、来週の集中講義受けようかしら。でも、国私って何を勉強するんだろう?
阪奈 :それは国際結婚の話やら・・・
流相 :やあ、何の話だい?
神渡 :選択科目を何にするか、という話よ。
阪奈 :あんたねぇ、突然割り込んで来ないでよ(怒)。
流相 :ああ、ごめんごめん。
それなら、国際私法がお勧めだよ。
僕も、学部時代に勉強したんだけど、まず面白いんだよ。それに、短期間で習得が可能だし。
神渡 :そうなんだ。
阪奈 :あんた、何適当なこと言ってんのよ。
流相 :適当じゃないし。
阪奈 :私も学部時代に国私を受けたことがあるけど、難しいわよ。
流相 :いや、それは阪奈の(頭が悪いだけで)・・・。
阪奈 :私の何よ。最後の部分が聞こえないわよ!
流相 :(怖)だから、それは教えた先生が悪いだけで、と言ったんだよ。
阪奈 :へぇ~、錆新先生の文句を言うんだ。
神渡 :えっと、何先生?
阪奈 :サヴィニー(錆新)先生よ。凄い先生なんだから。
神渡 :流相君が言うなら、来週から始まる国際私法の集中講義を受けてみよっと。
阪奈 :理由が気に入らないけど、一緒に受けましょう。
流相 :了解です。
阪奈 :あんたには言ってない(怒)。